ブログは毎週更新しておりますが、個人的には3週間ぶりの投稿となります。総務経理部のTです。
さて、今回は総務のお仕事を紹介したいと思います。
総務や経理の仕事は、毎日の仕事、毎月の仕事、毎年の仕事とザックリ分かれていますが、
今回は「毎年の仕事」を紹介します。年に1回だけの仕事・・・それは・・・
「労働保険の年度更新」です!!!!
社員の労務管理を担当されている方や自営業の方は「あぁ〜年度更新ね」と思ったことでしょう。
この労働保険の年度更新は冬の年末調整・夏の年度更新と呼ばれ、(今考えました) 年に1回だけの労働保険料申告業務なんです。
実際は年末調整に比べ作業量は少なくて済むので、比較するのは年末調整に対して少々失礼かもしれません・・??(人数によります)
そもそも労働保険とは・・?
5つある社会保険(医療保険、年金保険、介護保険、労災保険、雇用保険)の内、労災保険と雇用保険を総称したものになります。
年度更新は、この上記2つの確定保険料(前年度既に支払っている保険料)と、概算保険料(新年度にこれくらいかかるなと概算で支払う保険料)をまとめて申告・納付するものになります。
ちなみにですが、労災保険料は全額会社負担で、雇用保険料は会社と従業員で折半となります。
労災保険は従業員を守るという意味合いが強い保険のため、極端に言えばですが、事業主が「労災なんて知るかぁ〜!保険料なんぞ払わん!」とかいう人でも被災した従業員は治療費や休業補償費を受給できます。先に給付し、後で事業主から徴収という形ですね。
雇用保険料は折半と書きましたが、実際には会社はさらに保険料を支払っています。雇用保険二事業というもので、「雇用安定事業」と「能力開発事業」というものの分を一緒に納付しています。雇用調整助成金や、職業訓練施設の設立・運営等に対するものですね。
なぜ事業主がそれらを支払うかというと、労災保険は「事業を助けてくれる従業員・労働者全体を守る」、雇用保険二事業分は「雇用を安定させ従業員の能力を伸ばすことで結果的に事業主に利益をもたらす」からといわれています。
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話が逸れました!
労働保険の年度更新、弊社は既に済ませました。(なんせ人数が少ないから楽)
もしブログをご覧になり初めてやるという方いらっしゃいましたら、届いた緑の封筒の中に賃金計算用の用紙が入ってますので、ある程度記入してから労働局へ行けば親切に続きをやってくれます。最近はGビズIDという社会保険・行政手続き全般がオンラインで出来るものが始まっておりますので、これからは対面を避けて申告を済ませられるようになると思います!!
総務の仕事を書くつもりが、労働保険の説明のようになってしまいました。。
以前もブログに書いた事がありますが、FP2級の資格を取得してから1級を受験しました。
結果は・・・7点足りず不合格( ; ; )さらに次こそはと5月の試験の準備をしていたら「3密を避けるために延期です」と・・・。
おかげで(?)ストレート合格するよりもどんどん知識がついております(笑) 仕事にもプライベートにも役立つ資格なので大変オススメですよ!
今後も仕事内容を書きつつ少し役立つ情報を掲載してゆければと思っておりますので、楽しみにお待ちください!
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた3週間後・・!