皆さまこんにちは。総務経理マネージャーのTです。
今回のブログが2020年最後となります!
これまで3人分担制でブログを毎週末に更新してきましたが、結構仕事と関係ないものも多く書いてきたので、最後くらい仕事に深く関係して、年末年始に色んなもの(醤油餅含む)を召し上がるであろう皆さまに関わることを書きたいなと思います。
「スラッシュルール」
この言葉をご存知でしょうか?
食品衛生法、JAS法、健康増進法という3つの食に関わる法律が平成25年に一元化され、平成27年には「食品表示法」として施行されました。
この食品表示法では「製品の元となる原材料と添加物は、消費者がわかりやすいよう明確に区別しましょう!」と定められました。
しかし、事業者によって原材料名や消費期限を記載しているラベルやシールは商品ごとに大きさも違いますし、添加物を大きく書くにもスペースの問題やコスト面で難しいケースも出てきます。
そこで消費者庁は、「これまでのラベルやシールはそのままに、添加物だと分かるようにするルールを決めたのでこの方法でもいいですよ!」と食品事業者に対して通知しました。
それこそが「スラッシュルール」でして、
弊社製品ではパック一つ一つにシールを貼っておりますが、原材料名の「、」の中に混じって「/」があるのが見えますでしょうか??
実はこのスラッシュこそが純粋な原材料と添加物を区別する境目となっているのです。
「あん入り醤油餅」の例では、スラッシュの左側に記載されているのが原材料で、スラッシュの右側にあるものが添加物となります。
つまり、白石本舗のあん入り醤油餅では「着色料のみ」となります。(もちろん添加物と言っても食用着色料で微量です)
このルールを知っていると、普段口にする様々な食料品や飲料品のラベルを見る際にカロリー等だけではなく、原材料名の中のスラッシュが目につくようになってきます。
ただひとつ誤解して欲しくないのは、決して「スラッシュの右側にたくさん書かれている食品は添加物まみれで食べない方がいい!白石本舗の醤油餅なら安心安全!」ということが言いたいわけではありません。
私自身、添加物たっぷりのお菓子だろうが何だろうが美味しいと思ったものは食べますし、人に薦めることもあります(笑)
一番大切なことは、「ここ最近は忙しくてファストフードやコンビニ食になってたから、たまには体を労わる意味で保存料添加物無しのものでも食べようかな」とか、
「自分はいいけどまだ味覚の出来上がっていない子供にはなるべく添加物が少ない素材本来の味を感じるものを与えよう」といった、食に対するバランスではないかと思います。
今年の年末年始は例年以上に家にこもって食べたり飲んだり・・・ということが増えそうですよね。
その時に「そういえば白石本舗のブログでスラッシュルールがどうこう書いてたな〜」と思い出していただければ幸いです。
今年も残すところあと5日になってしまいました。色々と大変な年でしたが、
ご来店くださった皆さま、ご注文くださった皆さま、お問合せくださった皆さま、そして醤油餅をつくるために支えてくださった事業者の皆さまへ感謝を申し上げて今年最後のブログの締めくくりといたします。
本当にありがとうございました。
・・・もちろんまだ30日の最終営業日まではやってますので、ご注文ご来店お待ちしております!!!
では、また来年!
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