白石本舗

創業明治16年 醤油餅専門店

TEL.089-924-4507

 

〒790-0811  愛媛県松山市本町4-1-6

05月

気づいたら…

1年経っておりました!!

 

皆さんこんにちは、営業販売部のNです。

いやー、1年経ってましたねー。

早いですねー。

あれからもう1年ですかー。

 

ん?何が1年かって?

何が1年か分かる方は、当ブログの熱心な読者さんだと言えるでしょう。

そう、毎週更新が開始された私の初投稿が昨年の5月16日だったので、見事1周年達成でございます!

 

この1年で、色々な変化がありました。

1番は、卸先が増えたことでしょう。

松山生協さんの各店やいよっこらさんなど、色々な場所で当店の商品を手に取っていただけるようになったのは、とても有難いことです。

お店の方でも、新しいパートの人が増えたりして、少し変化が起きたりもしています。

個人的な話をすると、この1年で1つ歳を取りました(当たり前)

 

2周年に向けて、更に多くの方に見ていただけるよう頑張っていきたいと思いますので、これからもよろしくお願い申し上げます。

短めですが、今回はこのあたりで…

それでは、また次回!

JAいよっこら

皆さまこんにちは。

総務経理マネージャーのTです。

 

去年の12月から今年の1月頃にかけて、松山生協やAコープハトマートなど販売店舗を増やしておりましたが、この度伊予市にあります「ファーマーズマーケットいよっこら」(愛媛県伊予市下吾川511−1)での販売を開始させていただくことになりました。

※実際にお買い求めいただけるのは5月25日(火)からとなります。

 

さて、これらの店舗は「松山市農業協同組合」と「えひめ中央農協協同組合」という組合の違いはあるのですが、どちらも「JA」には違いありません。

そもそもJAとは?若い方の方がピンとこないんじゃないかなと思うので、簡単にご説明いたします。

 

JAというのは農業協同組合の英語表記である「Japan Agricultural Cooperatives」の略でして、営農や生活の指導をするほか、生産資材・生活資材の共同購入や農畜産物の共同販売、貯金の受け入れ、農業生産資金や生活資金の貸し付け、農業生産や生活に必要な共同利用施設の設置、あるいは万一の場合に備える共済等の事業や活動なども行なっています。

 

JAはさらに専門JAと総合JAに分かれています。

 

専門JAは酪農、果樹、園芸などを中心とした組織で、ヨーロッパが主流とされています。

 

一方、総合JAは貯金や貸付などの信用業務、野菜や米など農畜産物を扱う販売事業、肥料・農薬・生活用品等を扱う購買事業、保険業務を行う共済事業など、本当に幅広い業務を行なっています。

 

日本ではJAといえば総合JAを指すようですね。

理由としては、野菜だけの生産ではなく野菜と米など、複合経営を営む農家さんが多いので、多くの品目に対応したり事業に関する貯金や共済も同時にできる総合JAが求められている、というわけです。

 

はい、ここまですべてJAグループのホームページからほぼ丸写しさせていただきました。笑

 

ファーマーズマーケットいよっこら」は駐車場も200台ほどあり、産直として多くの方が魅力的な商品を出荷されています。

伊予市にお立ち寄りの際にはぜひご覧になってみてください!!

 

それでは今日はこの辺で。また3週間後!

新しい目覚まし

いつもご愛顧いただきありがとうございます。

どうやら先日、松山の梅雨入りが発表されたらしいのですが

「あれ?早すぎませんか??」と思い、スマホで少し調べてみました。

気象庁のホームページ情報によりますと、四国地方は、やはり515日ごろに梅雨入りとの事でした。これは、昨年に比べて26日早い梅雨入り(平年差は21)みたいですね。

そんなこんなで、本日も雨の予報なのですが

私の日曜日は、雷の轟音からスタートいたしました。

朝方にスヤスヤと眠っておりましたら

「ズドォォォオオン!」

かなり近くに落ちたのであろうという事が、音の迫力から容易に想像できました。

「このアラーム音があれば、寝坊がなくなりますね?」

などという事を考えつつ起床いたしましたら、ふと違和感をおぼえました。

「お布団びしゃびしゃだ。」

はい。窓を閉め忘れておりました。どうやら私は、窓から降り注ぐ雨と添い寝をしていたようです。

素晴らしい1日のはじまりでした。

皆様も梅雨の間は、窓の閉め忘れにご注意ください(忘れるのは私くらい)

しかし、このようなスタートでしたら「この後は、もう良いことしかないだろう!?」と考えるタイプの人間ですので、午後からは気分転換にお買い物へ出かけよう!と企んでおります。

また、猫グッズを購入いたしましたらブログにのせますね。(←商品開発のブログを書け)

ポリンポリン

皆さんこんにちは、営業販売部のNです。

突然ですが、今皆さんが考えていることを当ててみたいと思います。

今皆さんが考えていることは……

ズバリ!「ポリンポリンとは何ぞや?」

これではないでしょうか?

当たっていたら、小さくスゲーと言ってください。

もし間違っていたら、次からが本文と思って読んでください(笑)

さて、ポリンポリンですが、その正体はこちら…

DSC_1245そう、トランポリンです。

コロナ禍で世界的に流行っているらしく、日頃の運動不足解消、そしてどこにも行けないゴールデンウィークに、少しでも子供たちの気晴らしになればと思い購入いたしました。

ポリンポリンというのは、私が何気なく口にした呼び方が何故か定着してしまい、我が家のトランポリンは愛称がポリンポリンとなりました。

このトランポリン、結構な運動効果があるようで、先日チラッと見たテレビでは、5分跳べば1kmランニングしたのと同程度の運動量があり、疲労感は少ないと言っていました。

ホンマかいな?と思いながら跳んでみたのですが、1分ちょっとでふくらはぎがパンパンになり、ギブアップでした(汗)

子供たちも気に入ってくれて、毎日跳んでいます。

DSC_1231DSC_1224私もなんとか5分は跳べるようになったので、毎日続けて体力をつけていきたいと思います。

早速今から跳んできます!

それでは、また次回!

餅の性質

皆さまこんにちは。総務経理マネージャーのTです。

 

今回のブログでは、普段皆さまに召し上がっていただいているお餅がどういった性質を持っているのかを改めてご説明したいと思います。

 

まず、餅の元になるのはもちろん「米」なんですが、日本のお米は大きく2種類に分けられます。

うるち米」と「もち米」です。

どちらのお米もデンプンが含まれているのですが、

このデンプンには「アミロース」と「アミロペクチン」というものがありまして、

アミロースは水に溶けやすいという性質を持ち、アミロペクチンは水に溶けず加熱により粘るという性質を持っています。

うるち米の方はアミロース20%・アミロペクチン80%ほどという割合なんですが、

もち米はアミロペクチン100%で構成されています。つまり、もち米だけで作られたお餅の方がより加熱することで粘り気を持ちモチモチとした食感になるということです。

 

・・・何を当たり前なことをと思いましたでしょうか?笑

白石本舗では、あえて製品の多くをうるち米の方の米粉で製造しております。

このアミロースが含まれてモチモチ具合が抑えられるうるち米の米粉を使う最大の理由は、

「小さいお子様や高齢の方が召し上がった時に喉に詰まらないように」

ということが挙げられます。(もちろん一度に多く口に入れると米粉のお餅だろうと危険ですので注意が必要です。)

一方で、志ぐれなどはもち粉の分量を多くしています。これは志ぐれという製品の特色を考えた時にもち粉の方がより合っているからです。

 

さらに踏み込んで解説していきたいと思います。

餅に限ったことではないのですが、デンプン質の食べ物というのはいずれも温かい状態の方が美味しいことが多いです。

デンプンは温度によりコロコロと姿を変える性質を持っていまして、

生デンプン(βデンプン)という状態に水分を加えて加熱すると糊化デンプンというものになります。これをα化といいます。

この糊化されたデンプンが時間が経ち(もしくはわざと)冷却されると、老化デンプンになってしまうのです。これをβ化といいます。

 

こう考えると簡単にスッと頭に入ってくるかと思います。

糊化(a化)デンプン → 美味しい。保存には向いてない。

老化(β化)デンプン → 美味しくない。保存に向いてる。(冷凍ほどではない)

 

そして、このデンプンが一番老化しやすい状態というのが、水分含有量が30%〜60%で、温度が2〜4℃(凍る直前)の時といわれています。

勘の良い方はお気づきでしょう!そう、この温度は強め設定の冷蔵庫の温度なのです。

店頭で「冷蔵庫よりは冷凍保存をオススメします」と言われたことのある方も多いかと思いますが、こういった理由があるんですね。

冷凍庫に入れるメリットは温度だけでなく、上で書いた水分30%〜60%の状態を避けるという意味もあります。なんせ「冷凍」ですからね・・。

 

他にも老化を防ぐ方法というのは存在します。

急速冷凍機などで一気に冷凍させて、水分が30%〜60%の状態なんてすぐ通り過ぎるという荒技です。

でもお客様でこんな機械を持っている方はいらっしゃらないでしょうし、弊社でも導入しておりません。やっぱりすぐに召し上がってもらうのが一番ですから・・・。

 

あとは砂糖をたくさん入れるなんていう方法もあります。ある意味こっちの方が荒技ですね。

水には自由水(微生物とひっついて腐敗を進ませる)というものと、結合水(食品成分とひっついて微生物を寄せ付けない)というものがあります。

砂糖には保水性があり、たくさん入れることで結合水の割合を増やすという性質を持っているのです!!

「お菓子って甘いよな〜もっと砂糖控えめな方が好きなのに」という方も多いとは思いますが、余計な添加物を増やさずになおかつ日持ちさせるには、砂糖の量を増やすことが必要になってきたりするんです・・・。

砂糖は天然の防腐剤ということですね。

 

もちろん老化されてしまっても電子レンジであったり、焼いたりして加熱することで糊化(a化)することも可能ではあるのですが、やはり何度もa化 ← → β化というのを繰り返すのは無理があります。早めに食べるのが一番美味しく召し上がる方法ということになります。

 

タイトルからちょっとズレたブログになってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

前回(3週間前)のブログでFPなんていう仕事と関係無さそうなことを長々と書いてしまったので、今回は餅屋らしいことを書きました。笑

一応製菓衛生師という資格も持ってますので。。。取ったのは数年前ですが意外と勉強したことは覚えているものです。

毎回ブログを書く時に「今回はあっさり短めで終わろうかな」と思いつつ長々と書いてしまいます。

次はきっと短めのシンプルブログになっているはず・・・です。

最後までお読みいただきありがとうございました!では、また3週間後!