皆さまこんにちは。
インスタ管理人のTです。
前回は夏の振り返り①として、11月現在ではちょっと時期外れの「えひめこどもの城・夏祭り」をお送りしました。
今回は、、、さらに時期外れの「真夏の闘い」をお送りします。
といっても画像がなかなか撮れなかったので、私の感想が主な内容となりますが(^_^;)
はい〜〜。
言わずと知れた?「俳句甲子園」でございます。
でもこれ、たまたまなんですよ。笑
ふら〜っと特に何も考えず日曜にコミセン行ったら、「な、なんだこれは・・」状態。
やたらお店出てるし、
かき氷売ってるし、
唐揚げ美味しいし、
やたらと暑いし・・・(8/25)
とりあえず室内に避難して椅子に座り、大型テレビに映った俳句甲子園の様子をじ〜っと見てみることにしました。
調べるとどうやら開会式と準決勝がコミセンでやっていたようですね。(決勝は移動して大街道の特設会場かな?違ってたらスミマセン)
こりゃブログのネタになりそうでラッキー、と辺りをキョロキョロ眺めると大量の俳句が。
もうね、レベルが違います。
やっぱり松山って「いで湯と城と文学のまち」なんて言われてるくらいですし、
そこに住む人間としてはちょっと頭の中で俳句考えたりすることあるでしょう?
でも3階からかかった俳句を眺めてると、「こりゃ思いつかんわ〜〜」という練りに練られた句がたくさんです。
地元の高校が多いのはちょっと嬉しいポイントですね。
と、上ではなくテレビの方へ視線をやると、まさに今、詠まれたとある一句に度肝を抜かれます。
アイスキャンディー栄養ないし好き
な、なんなんだこの句は・・・!!
会場にいたのは短い時間でしたので他の句をちゃんと見てはいなかったのですが、
後日どんなものがあったか他の高校の句を見ても、優勝した句を見ても、この興南高校Aが詠んだ一句がなによりも一番好きでした。
アイスキャンディーに栄養がないことくらいは大人(高校生でも)ならわかります。
好きなのもわかります。この俳句甲子園が開催されている8月下旬ならなおさらです。美味しいです。アイスキャンディー。
いや、本当は美味しいかどうかなんてどうでもよく、ただただ夏を感じたいがために食べているのかもしれません。
日本語の流れとして、普通は「栄養ないけど」となると思います。栄養ないけど夏にはつい食べちゃって好きなんだよなぁ〜。ということです。
それが・・です。
アイスキャンディー栄養ないし好き
私の中でこの句はずっと残ると思います。
カンカン照りの太陽と汗をかいた学生が溶けていることにも気付かないくらい頭カラッポにしてアイスキャンディーを食べている。
むしろ舐めることも、溶けたアイスが手に垂れてきていることも忘れてボーーっとしている光景が、詠んだ瞬間に目に浮かびました。
まぁ食べなくてもいいんです。栄養ないんですから。そりゃボーっともします。栄養ないし好きなんですから。
俳句はだいたい、季語とどこかとの対比がどうとか、韻を踏んでるとか、色々言われていますが、
この句に関しては完全な一方通行、「アイスキャンディー」から「好き」まで一度も後ろを振り返ることなく流れています。
あえて直線的にしたともいえないくらい、ゆる〜〜い流れがとてもいいです。
どのくらいゆるいかと言うと、溶けたアイスキャンディーが手に垂れてくるくらいゆるい流れです。
・・・はい。
ということで今回は夏の振り返り②として「俳句甲子園」をお送りしました!
色々言うといてなんですが、私は俳句詠めませんし詠みません!笑
でも次は決勝戦までちゃんと見てみたいなぁ〜と思いました。ありがとうアイスキャンディー。
アイスキャンディーじゃないけど好き。(栄養はある)
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