皆さまこんにちは。
総務経理マネージャーのTです。
インスタグラムの方でもちらっと書いたのですが、今日は「抹茶」について少しお話したいと思います。
白石本舗の商品の中でもどことなく最古参感の漂う抹茶味のお餅・・・。
お餅の話をしたいところですが、そもそも抹茶とは?というところからいつも通り解説していきます。(解説といってもほぼコピペという・・笑)
でも抹茶というものを説明する前に、「チャノキ」というものから見ていきましょう。
チャノキとは、ツバキ科ツバキ属の常緑樹でして、加工した葉っぱや茎から湯水で抽出した”茶”が飲用されています。
そうです。お茶のことですね。
そしてこのチャノキの葉を、
発酵させたものが「紅茶」
少し発酵させたものが「烏竜茶」
発酵させなかったものが「緑茶」
となります。
※茶葉の発酵=酸化酵素を働かせて酸化させること
紅茶が赤っぽいのはわざと酸化させているからなんです。
今回のテーマである「抹茶」は、茶葉を摘んですぐに高温で蒸して酸化させないようにしたものを、玉露や煎茶などと違い手揉みをせずに乾燥させて栽培します。つまり、抹茶は大きく分類すると茶葉を発酵させない緑茶の一種ということですね。
そしてココが一番のポイントなんですが、この栽培時に布で茶樹を覆って日光を遮って「被覆栽培」をします。
実は茶葉は日光を浴びるとアミノ酸の一種で旨味成分であるテアニンがカテキンに変わり、渋味や苦味が増えてしまうのです。
(これに関してはお餅になったあとも光や空気に触れていると色褪せて品質が落ちていくのがすぐ分かります。)
そして1ヶ月弱ほどの期間、被覆栽培した「碾茶」を石臼で挽いてやっと「抹茶」へと変わっていくのです。
さらっと書きましたが、茶農家さんたちの大変な努力によって抹茶粉が出来上がり、それを白石本舗は使わせてもらっているということです。。
実は数年前にお餅に使用している抹茶粉を変えたのですが、これまでお客様の誰にも抹茶の変化について言われていないので、それが良かったのかは分かりませんが(笑)、とても良い抹茶を使用していますということだけここでアピールしておきます!
珍しく画像無しのブログになりましたが、白石本舗の醤油餅は、人気の醤油味だけでなく他の味にもそれぞれストーリーがあるということを感じていただければ嬉しいです。
次回は勝手に紹介シリーズにしましょうか?近場旅ブログにしましょうか?
期待せずに待っていてください!ではまた3週間後!
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